天の岩戸 あまのいわど

登場人物

▽天照大神  あまてらすおおみかみ

▽須佐之男命  すさのおのみこと

▽天鈿女命  あまのうずめのみこと 

▽手力男命  たじからおのみこと  たちかろうのみこと

▽太玉命  ふとだまのみこと

▽児屋根命  こやねのみこと 

▽八意思兼命  やごころおもいかねのみこと おもいかねのみこと



― あらすじ ―

日の神 天照大神(あまてらすおおみかみ)は、弟神である須佐之男命(すさのおのみこと)の悪行により、天の岩戸にこもってしまった。

すると高天原(たかまがはら)は暗闇となり、いろんな災いが起こり始めた。 


困った八百万の神々(やおよろずのかみがみ)は、天照大神に出てきていただく為、天の安河(あまのやすかわ)のほとりに集まり相談し、思兼命(おもいかねのみこと)から知恵を得て様々な道具を用意し、天の岩戸の前で舞を舞いにぎやかにする。 


「自分がいなくなって世は暗くなったのになぜ楽しそうに騒いでいるのか」と不思議に思った天照大神(あまてらすおおみかみ)は、岩戸を少し開き外の様子を伺った。

そこを手力男命(たちかろうのみこと)が力でこじ開け、天照大神を連れ出した。


これで世に光と平和が戻った。

この騒動があり、須佐之男命(すさのおのみこと)は罰を受け 高天原(たかまがはら)から追放された。 




もうちょっと砕いてみます!

アマテラス:
もう無理。あいつ悪いことばっかりする。
最初はかばってやったけど、もう無理。
私、もう引きこもる!もう知らない!
(洞窟へこもる)
神々:
え、あの人太陽の神よ?
あの人が引きこもったら世界真っ暗よ。
どうすんの?
とりあえずみんなで相談しよ。
じゃあ安河に集合ねー。
オモイカネ:
ウズメノミコトが踊ったらいいじゃん。
で、にぎやかにしてたら、気になってちょっと覗くじゃん?そこで引っ張り出したらいいじゃん!
ウズメ:
じゃあとりあえず私踊るね。
(躍り狂うウズメさん)
(一同爆笑)
アマテラス:
え、なんか外が騒がしいんだけど.. なにしてんの? 
ちょっと!私が引きこもって真っ暗になったのに、なに楽しそうにしちゃってんのよ!
神々:
あんたよりすごい神様が来たんで、みんなで楽しくやってますー♪
アマテラス:
は?うそでしょ? どいつよ?
神々:
手力男さん、今よ今!
開けてーーー!
(ゴゴゴゴーーー 洞窟の岩戸こじ開ける)
(すかさず しめ縄をはる太玉命)
神々:
お、天照大神出てきたー!
光が戻ったわー。よかったわー。
さ、スサノオさんは追放しましょ。


こんな感じでしょうね。笑




子供の頃は、この"天の岩戸"という演目が好きじゃなかったんですよね。
鬼出なーい。戦わなーい。退屈ー。って思ってました。
正直なところ、地味だなと...

今は、岩戸が好きですね。
いろんな神様が出てきて、おもしろい。
岩戸の前で舞う天鈿女命はかっこいい。
見入っちゃいます。

そしてこの時の天鈿女命(あまのうずめのみこと)の舞いが神楽の起源だといわれています。

この時 玉祖命(たまのおやのみこと)が作った勾玉は、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)が作った鏡は、八咫鏡(やあたのかがみ)として、日本三種の神器となっているそうです。

という天の岩戸のお話しでした。

神楽の声をきくぞうれしき

神楽 かぐら KAGURA

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