はじめまして
中国地方に住む私には、子供の頃から馴染みのある神楽(かぐら)というものがあります。
秋になると近所の神社で秋祭りが開催され、ここで夜通し神楽を舞います。
近所のお兄さんお姉さん、友達のお父さんだったりおじいちゃんだったり、地域の人々が舞うのです。
神楽団に入り 代々受け継ぐその神楽団の舞を教わり、みんな夜な夜な道場や神社に集まり練習を重ねて舞台に立つのです。
秋祭りの日は 祖母が巻き寿司を作ってくれていたのを思い出します。
お酒やお弁当お菓子などを持って神社へ行き、食べながら飲みながら楽しく神楽を見るのです。
最前列にはたくさんの子供が集まり、ワクワクしながら舞台を覗きこんでいました。
太鼓を叩いて、笛を吹いて、それに合わせて舞う。
これが私の地域の神楽(かぐら)です。
地域によって違いがあります。
ゆっくりめのお囃子もあれば早めのお囃子もあります。
私の地元の神楽は六調子と呼ばれ、ゆったりめです。
あまり派手さはないですが、小さい頃から慣れ親しんだ六調子はやっぱり好きです。
難しそうな口上(こうじょう)を述べて何を舞っているのかというと、基本的には【神(しん)と呼ばれる人vs鬼】という形で、勧善懲悪のお話になっています。
他にも、神や鬼が出てこない神楽もあります。
こちらは儀式的な内容で、災いを追い払ったり、長寿を祈ったりするものです。
鈴を鳴らして歩いたり、蛇に見立てたしめ縄を持って練り歩いたり、いろいろな神楽があります。
この、子どもの頃から慣れ親しんだ神楽というものを調べてみました。
神楽についてのあれやこれ...
そんなサイトでございます。
0コメント